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2009年1月の20件の記事

2009年1月31日 (土)

Cat Rescue

典型的な猫救助のお話。
 
排水溝に落ちた黒白の子猫の救助に、RSPCA職員と消防士達が集まりました。
 
 
キャットフードに浸したロープでの誘いは、効果なし…。
 
Cat_rescue_ropes
 
 
 
猫は人間達を無視し、その後冷たい水の中へ…
 
Cat_rescue_swimming
 
 
 
次の手を考えている所。
 
Cat_rescue_plotting_exit
 
 
 
その後6mのはしごを登り始め…
 
Cat_rescue_out_of_water
 
Cat_rescue_up_the_ladder
 
 
 
無事上まで辿り着きました。
 
Cat_rescue_top_of_ladder Cat_rescue_bye
 
そして、乾かしてやろうとする人間を避け、走り去りました…。
 
 
目撃者の一人:
「はしご登り、終わる頃には数十人が声援を送っていたわ。『頑張れ!君ならできる!』って。彼ずぶ濡れで何度も滑ってたけど、何とかしがみついてた。」
 
 
「私も猫飼ってるけど、猫の得意って人間を馬鹿に見せる事よね。いつでも、自分のしたい事をしたい時にするのよね。」
 
 
…本当に。
 
 
ニュース・写真:
Metro(メトロ・ロンドン無料新聞)
Daily Mail(デイリーメイル新聞)
 
 
補足
 
苦しむ動物の救助・保護は通常RSPCAが行います。大掛りな援助が必要な場合には消防隊が呼ばれますが、ペットの場合飼い主が直接呼ぶ事も。特に猫が木や屋根に登って降りられなくなったというのは良くある事で、あまりにも多い為数年前からこのサービスは有料になりました(RSPCAが手配した場合無料のままのようですが)。
 
 

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2009年1月29日 (木)

歯医者でのショックな発見

もう随分長い間歯医者へ行っていませんでした。引っ越してからは良い所見つけねばとは思っていたのですが、ドアから入ってきたリーフレットは旦那に捨てられたりで、中々機会がありませんでした。最近再度入ってきて(これも捨てられましたがsmile)これも縁かと見に行くと、人も入ってる。じゃあ試してみるかと、先日、5年ぶりの歯医者訪問になりました。
 
特に問題があったのでも無くチェックのみですが、やはり歯医者は嫌いです。歯医者になる人は子供の頃から「将来は歯医者になりたい」と思っていたのでしょうか。まあ大抵の職は偶然の重なりだったりするのでしょうが、歯医者の音も臭いも嫌いな私には、それでも毎日人の口の中を見るの構わない人が存在するというのはとても興味深いです。
 
子供の頃日本で行った時は歯が汚いと言われてばかりでしたが、こちらで行くようになってからはいつも褒められます。私が心掛けるようになったのか、日本人はきれいな歯の人ばかりなのか。旦那の予約は私の前でx-ray(レントゲン)を取られたりしていたのですが、私は今回もきれい過ぎるのでその必要なし。
 
ただ…。
 
今度は一生懸命磨き過ぎ、と注意されました。
 
鏡を持たされ説明してくれたのにはびっくり!磨きすぎで歯茎が磨り減ってしまっていました。大きい部分は4mmも!だから時々歯磨く時痛かったり、冷たい物には敏感だったりしたのね…。確かにいつも「磨いてやるー!」という気で磨いていたし…。
 
更にショックだったのは、もうどんなに優しく磨いても歯茎は戻ってこない、と言われた事shock…。
 
歯を磨くには円を描くようにするのが良いそうですが、ハブラシではどうしても左右上下に磨きたくなってしまいます。旦那にもう何年も勧められていた電動ハブラシ、歯茎消滅の恐怖にその日の夜から早速使い始めました。でも考えてみれば、歯の終わるはずの線を越えて歯があり変だなぁとは5年前にも思っていた事。医者と同様、歯医者もそれぞれ言う事も違うし考え方も違うのねぇ…。5年前のはプライベート(私設)だったし、もしかして悪くなるのを期待していたとか…?
 
 
今回の歯医者は、地中海ラテン系のお兄ちゃん。旦那も私もこの歯医者に掛かって大満足でした。彼色々丁寧に説明してくれた後、「質問ある?」。…やっぱりサービス業。どんなに腕が良くても、患者が求めるのは「話を聞いてくれた」と思えるカウンセリング。だからこそ言う事も信じたくなるし、逆に言えば下手でも多少は許せそう(怖いなぁ…)。
 
 
 
追記
 
今年1日から始めた旦那の禁酒
 
 
駄目でしたdespair…。
 
 
24日間続いたのですが、遂に耐えられなくなったようです。残念…。でもそこまで極端にしなくてもと思うのですが…。
 
 

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2009年1月24日 (土)

ムーンウォーク

歩数計購入の記事に出てきたムーンウォークについての説明です。マイケル・ジャクソンとは全く関係ありません。
 
ここでのムーンウォーク(The MoonWalk)は、ウォーク・ザ・ウォーク(walk the walk)という乳がんチャリティーの行うイベントの一つ。乳がんに関する意識と募金を集める為、真夜中上半身ブラジャーの、ほぼ女性のみ参加のウォーク。
 
 
Moonwalk_women Moonwalk
 
 
Moonwalk_men
一応男性も…。
 
 
歩く距離はマラソンと同様、26.2マイル。年数回行われ、12000人~15000人が参加、ロンドンでは既に10周年を迎えました。
 
Moonwalk_start
 
 
Moonwalk_bra_decoration_2 
参加者は派手に着飾ったブラジャーを付け(ウェブサイトにはデコレーションのコツまで!)、音楽もあったりと、ロンドンマラソンと似て楽しみながらのイベントです。
 
 
(写真: Walk the Walk
 

 

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歩数計購入!

以前プライベート(私営)の健康保険について書きましたが、この記事では旦那のその後を報告しようと思います。
 
彼、去年努力した(?)お陰で最高のプラチナステータスを得る事ができました。ステータスが上がると雪だるま式に健康診断やジム料金も下がり、今年中ジムは無料、保険も月々たったの£12!現在の職場になって中々ジムに行かれず苛立っていましたが、毎日1時間は歩くのでそれを何とか役立てたいと思ったようです。この契約ではジム以外にも、提携のスーパーで野菜・果物を買ったり指定歩数以上歩くとポイントが稼げるので、早速ペドメター(pedometer 歩数計)を購入しました(これも割引で!)。
 
 

オムロン ヘルスカウンタ Walking style HJ-710IT Sports オムロン ヘルスカウンタ Walking style HJ-710IT

発売日:2004/04/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
↑こういう感じ(勿論オムロン!)ですが、数年前シリアルに無料で付いてきた物とは程遠い画期的な歩数計です。コンピューターに接続すればその日の成果を自動的にアップロードしてくれ、好みで励ましのメッセージが送られてきたりも。時間設定があるので夜12時に自動的にカウントがリセットされ、ごまかしは出来ない(はず)ようになっています。
 
彼の健康保険会社にはインターネットで自動的に歩数が送られ、10000歩/12500歩達成でポイントがもらえるという仕組み。
 
クリスマス前に届き、早速1日使ってみて1万歩は中々難しい事を発見。ところが翌日、
 
'The pedometer's gone mad!'
「歩数計が狂ったーっ!」
 
と仕事場からの電話。まだ午前中なのに既に1万歩を超えたとか。…薄々そうかもと思っていたら、やっぱり。
 
 
彼は歩数計をポケットに入れて、貧乏揺すりをしていたのでした
 
 
お陰でそれからは毎日余裕で1万歩達成。貧乏揺すりは前から嫌で2人で座った時にはいつも止めろと言っていたのですが、彼のポイント集めの為と思うとそうも言えなくなりました。
 
これで味を占めたらしく、12500歩達成をかけ今度は毎夜歩数計を手に振り出すように(あやしいなぁ…)。更には最も効率的なのはストラップを持ち振り子のように揺らす事と発見。去年の終わりにはプラチナステータスを目指し毎夜揺らしていたのでした。
 
昼間4000歩程度歩いて、後の8000歩以上はこの方法。彼に言わせればこれは単なる 'a little enhancement' 「多少の補足」だそう。ずるい奴だsmile
 
 
真夜中まで振り続けリセットされた事も何度か。保険会社も個人のアカウントなんて全く見てないのねぇ。ムーンウォークやってるとでも思ってるのかしら。
 
 
ちなみに貧乏揺すり、相当する英語は無いようです。やはり文化・考え方の違いのせいなのでしょうね。
 
 

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2009年1月22日 (木)

Fluffy Sleepsuit ふわふわ寝巻とラベルリー

妹の2人目の子、ともきくんに何か編みたいなぁ…と思い材料も揃えたものの、慌てて編み始めたのは10月17日でした(11月初旬出産予定とは聞いていたのに…)。
 
洗礼を受けさせに行く時のイメージの白い服/ドレスのデザインを見た記憶があったのですが、今回買った糸用の本を見ていて偶然見つけたパターンです。こういうふわふわした糸好きなんだろうなと思い編み始めましたが、いつもの通り途中からは「もうこれ1度で十分!」という位嫌気が差していました。
 
リスの尾のような糸で、細い芯の糸の周りにふわふわの細かい毛のような物が生えているといった感じ。何しろふわふわ過ぎて編み目が見えないし、それに加えてふわふわが剥げる!モヘアと同じくらい編みにくい糸(ちなみにモヘアは冷蔵庫に数時間置いてから編むと毛が落ち着くそう)。洗濯可というけど本当に大丈夫なのかしら。
 
完成品はこれ。2ヶ月と1日で、最近では早く編めた物の一つです。
 
Felix_guarding_sleepsuit
あっ、またcoldsweats01…。
 
 
我が家のベッド、昼間はフィリックスの所有物。お陰でベッド上の物も全て彼の。ここで写真を撮ろうと思った私が馬鹿でした…。
 
 
場所を変えます。
 
Sleepsuit_front
 
Sleepsuit_back
 
 
 
首から前袖、開けられるようになっています。
 
Sleepsuit_neck
 
 
裾の部分も。
 
Sleepsuit_hem
 
 
 
手袋付きです。
 
Sleepsuit_mitten
 
 
私はいつも自分の編みたいと思った物を編んでいるので、貰い相手が気に入ってくれるかはあまり気にしていません(貰った方も迷惑かもcoldsweats01)。勿論喜んでくれたら嬉しいですが。この寝巻きは珍しく貰う人を考えて決めた物なので、こんな安い糸(変わった糸って安いのよねぇ…)で編んだ事も無ければこんなに安いボタンを使う事も滅多にありません。パターンも間違い多いし、18ヶ月までのサイズといえども80cmというのは巨大過ぎると思う。おかしいなぁと思いながらも編んでしまいましたが。洗濯後が心配ですが、とにもかくにも妹が喜んでくれたので良いでないの。
 
ここで少し外れるのですが、Ravelry(ラベルリー)という編み物・かぎ針編みをする人のソーシャルネットワーク(社交)サイトの紹介をしようと思います。発足から2年も経ちませんが、メンバーは既に26万人を超える、とても人気のあるサイトです。メンバーはそれぞれ自分のページに現在編んでいる物や編みたい物を載せたり、どの糸・本を持っているかの整理も出来、便利です。自由に他の人のプロジェクトを見たりコメントをしたりも。自分の編んでいるのと同じ物を編んだ人の物が写真付きで見られるので、アレンジのアイデアも浮かびます。更に様々なトピックに関して情報交換できるフォーラムやグループもあり(日本語でコミュニケーションできるJapanese Knittersというグループも)、この店・商品は良いとか悪いとかの話し合いも出来、数ヶ月前クラッチバッグを購入した時にもとても役立ちました。メンバーになるのもサイトの使用も一切無料ですが、カップルで運営しているので登録は順番待ちになります。(興味のある人はラベルリーホームページ右の 'Request an invitation' をクリックし自分のメールアドレスを記入し、'I'd like an invitation' をクリック。毎日1500人程に招待メールが送られ、待ち時間は通常3~4日です。)
 
なぜこの話をしたかというと、上の写真がこのデザインのページの写真に使われる事になったから!…と言っても大した事ではなく、単にこのデザインのページに行くと私の写真が載っているというだけの話なのですが。ちなみにこのデザイン自体登録したのは私なので、現在見られるのは私の写真だけ。このデザインのページはこちら。ついでに私のページでは、最近のプロジェクト8つが見られます(その内このブログでも紹介します)。
 
 
 
----------
 
 
パターン
 
Izzy Sleepsuit
Peter Pan Darling Book 302
Peter Pan Leaflet No 981 Darling
 
 
使用糸
 
Darling by Peter Pan (Wendy)
 
 

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2009年1月21日 (水)

抱負とレゾルーション

新年の決意に関して書きましたが、正確にはresolutionは決心や決意と言った意味の為、日本語の抱負よりも強い意味になります。抱負はaspiration アスピレイションが近く、「~したい」と言った希望を表します。下の例で差が分かってもらえるかと思います。
 
 
Resolution
 
I am going to stop smoking.
「禁煙しようと思う/するつもりだ」
 
 
Aspiration
 
I would like to stop smoking.
「禁煙したい」
 
 

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新年の決意と年くい

新年の日本で「新年の抱負」が語られるように、イギリスでも1月は新年の決意(ニューイヤーズ・レゾルーション new year's resolution)が話題になります。
 
クリスマスの食べすぎからの立ち直りは1月になると毎年言われる事。事実1月は1年の中でジム(ヘルスクラブと呼ばれたがっていますが)加入数最多の月であり、スポーツ器具の売れ行きも最高の月です。
 
我が家の旦那は、今回禁酒をする事にしたようです。既にチョコレートを止めて2年半。禁酒は何度も言ってきたものの今回は本気らしく、このブログにもカウントアップを載せて欲しいとの要望で、右サイドバーに付けました。大晦日は夜11時59分59秒まで飲み続けましたが、残ったビールは捨て、その後一切飲んでいません。一週間で1kg以上体重も減り、本人も喜んでいます。
 
私と言えば、今年既に1歳年を取り、決意どころではありません。大抵の書類の年齢欄では、今年は若者年齢層最後の年。来年からは中年の仲間入りですdespair
 
誕生日当日は常連のイタリアンレストランで外食してきました。やっぱりかしこまった所よりも、どんな物があってどんなサービスが期待できるのか分かっている所はいつでもリラックスできます。ガーリックバターとローズマリーののったパンは大好物だし、1時間で食事が終わってしまうのもなかなか。
 
外食にしたのは「何を買っても喜ばないから」と旦那は言っていましたが、確かに私って喜ばすの難しい人。外食も実は他の日が良かったりしてcoldsweats01…。(でも楽しかったってば!)
 
 

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2009年1月17日 (土)

不況の中の企業

複数企業に続き、日本でも知られるウェッジウッド(Waterford Wedgwood)の事実上破綻。ウェッジウッドの商品を見れば「やはり」とか「まだ存在していたのか」と思わざるを得ず、今まで生き残ってこられた事自体が不思議なブランド。過去6年間毎年損失を出し続け、去年12月初旬の6千万ポンドの税前損失発表に続き、今月5日4億1600万ポンドの借金で現在の事態に至った。
 
ウォルワースが「何を売っているのか分からない」店であったのと同様、ウェッジウッドの問題は明らか過ぎる程。50年代という時間で止まったままのデザインから、必然的に購入者の多くが日本人など外国人観光客、もしくはいわゆるアッパークラスの高齢者。不況で外国人は買わなくなり、高齢者は死んでいく。顧客の減っていくのは目に見えていながら、モダンな柄でターゲット層を拡大しようという試みも見られなかった。物にはミニマリスト(シンプルで簡素な)デザインがはやり、企業には柔軟さや微小的なイメージが好まれるようになり、多くの企業が経営方針・小文字へのロゴ変更(日本で平仮名の社名を付けるように)などを実施する中、ウェッジウッドは確固として時代に逆らってきたブランドの1つ。イギリスに住む現代の忙しい若者や子持ち家庭で重宝されるのは、モダンなデザインと皿洗い機に入れられるような実用性。ウェッジウッドは何年経ってもそれを分かろうとせず、不況ともなればわざわざ高額を払ってまで飾るだけの贅沢品を購入しようと思う人は当然少ない。
 
不況になって生き延びていけない企業というのは、どれも似ている。規模に関わらず、トップダウンの経営で社員を「人材」として扱う事も無ければ、外部からの新鮮な意見に耳を傾ける事も無い。長年働いた「自分の」ビジネスに染まりすぎ、時勢を見きわめ自社がどう動けば良いかの正しい判断を下す事はおろか、問題があるという事すら認められないトップがいる。インターネットの発達で物・サービスの供給が活性化する中、某大企業ではトップのコンピューター恐怖から自社のホームページ作成も地方営業部のインターネット接続もつい最近開始したばかり。年次報告ではマーケット環境を責め、自社内の改善など考えもつかない。この会社は現在規模60%削減中で、近い将来買収されるのは外部からも明らか。
 
不況だからといってうまく乗り切る事は不可能ではない。食品だけでなく衣料品・家具・電化製品なども売る安価ミニデパートのようになった英国最大スーパー、テスコ(Tesco)は、今年1万の職を生み出すとすら発表している。ウォルワース一部を買収したスーパー、アイスランドIceland)も、数年前まではトラブル続きだった企業。現在のトップ(設立者)になって手を伸ばしすぎていた会社から本来の目的を取り戻した。一般食材や雑貨販売を全て中止し、アイスランドが名前どおり売り物としていた冷凍食品に専念。単純なビジネスモデルで、この不景気も乗り切っている。スーパーに限らず、ピザデリバリー会社ドミノ(Domino's)や日本の100円ショップに相当するパウンドランド(Poundland)も繁盛しているらしい。これらの企業は不況に比較的強いものの、しっかりとしたマーケット把握をしそれに応じたサービス・商品を顧客に提供出来ているからこそ順調で、破綻した低価格品販売企業は多くある。
 
 
現在ウェッジウッドは借金の返済と買手探しをしながら、13%程の人材削減はあるにしろゴーイングコンサーン(going concern 存続企業)としてビジネスは通常通り続いている。ウェッジウッドの一番の資産はブランド名。お陰で少なくともウェッジウッドの名が無くなる事は無いだろうし、これからもウェッジウッドの陶器は何らかの形で販売されていくだろう。ウェッジウッドの好きな少数派は、消滅を恐れる必要など無い訳だ。
 
 

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イギリスの不況~パート2

先週予想通りベースレートが更に下げられ、1.5%になりました。イングランド銀行設立以来の最低レートだそうです。複数のビルディング・ソサイエティーや銀行はこれ以上基本利率カットを住宅ローンに引き渡す事は無いと表明していた為、実際にはインパクトの少ないレートカット。貸し手は既に契約義務上必要以上にレートを下げており、生き延びる為には貯金口座利用者から資金を集めるなどしか方法が無くなっている状態です。利率が低くてもクレジットへのアクセス、銀行への保障が無ければ意味が無く、これ以上カットされたところで金融流動の向上も見込めないでしょう。数日毎に一企業破綻が報告され、来月末までには町のハイストリート(メイン通り)の店10%は消えると予想されています。
 
イギリスの不況」記事でも書いたとおり、ウォルワースは先週最後の店を閉鎖。
 
 
Woolworths_closed
我が家の町のウォルワース
 
 
最後には店内設置の防犯カメラや棚まで売られ、2万7千人が職を失いました。多くの企業が毎日のように人員削減中、複数の製造・小売業者が会計事務所管理下に。日本で知られるウェッジウッド(Waterford Wedgwood)もその一つ(これについては次記事で)。
 
 
この不況で最も恐ろしいのは、政府の対処。銀行倒産をさせず国営化したり救済金を与えた為、他業界からも救済を求める声があがっています(アメリカのようにポルノ業界からはまだ無いにしろ)。こういったやり方は無責任な投資を奨励し、国民も国という銀行がどこに投資するかに口ははさめず、新たな問題を生み出しているだけ。近々救済金が出ると言われている複数車製造会社の工場はイングランド中部地方で、労働党支持区域。つい最近まで環境問題を自分達が騒いでいた事は棚にあげ、救済で絶対当選を確実にした上でゴードン・ブラウン(首相)は総選挙を決めるのでしょう。一部この不景気を引き起こした責任がありながら、当選後更に不景気が続いても対応処置は今まで通り短期的で目に見え易いが国民を欺く事ばかりで、それが失敗してもアメリカの責任…とでも言うのでしょう。本当に国を救おうと思うなら、こういう時こそ指導者としての役割を果たしてもらいたい。政府が銀行つまりは国民のお金や市場コントロールをするのでは無く、アイルランドのように個人の貯金を100%守りながらも市場を自由にして置く事は出来たはず。銀行は破産させるか、バークレイズ(Barclays)銀行のように中東の投資者達から資金を引き出させるなど、方法が無かった訳ではないでしょう。
 
 
この先の見通しは暗く、いよいよ日本同様利率0%になるのではという声も上がってはいます。ただ、そうなったとしても日本同様の長引いた不景気になるとは思えません。経済というのは政治と絡み合っているし、それぞれの国のシステム・文化・国民性などにより同じ対策でも効果が異なるのが当然。イギリスでは銀行を含め企業の会計基準は日本ほど複雑ではありません。不良債権の元が不明と言うのも多くは無く、一応の信頼は保たれます。国民は日本ほど貯金に頼っておらず、日本での問題の一つと言われる郵便貯金の利用者も多くはありません。税として国に使わせていたのも同じ事で、流動しなくなるのはもっともな事でしょう。更に集団主義という国民性もあり、パニックがパニックを呼び悪循環も引き起こし易いのだろうと思います。
 
イギリスの場合、住宅価値はこの数年インフレートし過ぎであった為、ここで落ちてくるのは安定するのに必要な事でしょう。これから経済を流動させ景気回復を早めるのは、政府の正しい判断次第です(あまり期待は出来ませんが)。
 
 

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2009年1月16日 (金)

悲しい出来事

先日会社帰り、旦那が公園の道を歩いていて見つけたそうです。
 
 
Dead_squirrel
 
 
外傷は全く見当たらず、体の固さからして死亡後丸1日は経っていると思います。数日前寒さが和らいだ日は強風で、凍死した体が木から落ちてきたのではと想像します。
 
距離的にも我が家に食べ物を貰いに来ていなかったと考える方が不自然で、手でじかにナッツをやったうちの一匹と思うと本当に残念です。訪れるリスの数が減っており、偶然見かけたのが一匹であれば、あと何匹死んでしまったのかと考えずにはいられません。この彼(女)には苦しまないで死んでくれた事を願うばかりです。
 
 
人目につく場所だった為、死体は茂みの下に隠しました(動物を生きている・いないに関わらずボール代わりにする子供のギャングは、英国中どこにでもいます)。以前のクロウタドリの死骸のようにリサイクルされたようで、翌朝にはきれいに無くなっていました。このリスのお陰で久々に満足な食事が出来たキツネがいるのでしょう。
 
 
我が家に来るリス、今の所2匹しか識別できていませんが、昨日’ショート・テイル’(短い尾)を見かけました。お馴染みの顔を見て、ほっとしました。
 
先日の寒さ以来、3匹の無事が確認できました。みんなに顔を見せに来て欲しいですが、もしかすると単に今出しているピーナッツの質が気に入らないだけかも。ショート・テイルも、リンゴだけ食べてナッツに全く関心を示さずにいなくなってしまったし。やっぱり「上質」ピーナッツでないと嫌?
 
 

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2009年1月12日 (月)

春の気配

イギリスに長く住んでいると、久々に日が出ただけで、もう春が来たような気分になってしまいます。まだまだ寒いですが、庭に日が差してくると先日の厳しさが夢だったような気すらします。
 
我が家の鳥用の水やバードバスも、昨日は水をかけただけで氷が剥がれてくれました。
 
Water_bowl
 
Ice_from_bird_bath
数日前の氷は、まだ融けそうにありません…。
 
 
外の水道蛇口からも少しだけ水が出るようになりました。
 
Bird_bath_3
 
 
毎日鳥達が凍ったバスをつつき何とか水を得ようとしていたのを見ていたので、水の流れを見ると命をよみがえらせてくれるような気すらします。RSPBのアドバイスどおり、ピンポンボールでも入れておこうと思います(凍る時には凍るのですが…)。
 
 
残念ながら、この日公園に行くのにカメラを忘れてしまいました。思っていたよりも湖は凍っておらず、鳥達も元気そうです。(古い携帯での写真ですが、いつもと変わらないようですね…。)
 
Lots_of_geese
 
エネルギー消費を控えようとしているのか、氷の方が冷たくないのか、中々近付こうとしません。
 
昼間の平和とは一転して、夜の公園では、麻薬取引やジョイライディング(joy-riding)と呼ばれる盗車での暴走など、様々な問題が起こります。湖が凍る度色々な物が氷上に投げられており、救助用の浮き輪だけでなく、この日はDIY用の大きな木のブロックやスーパーで使われるメタルのカート(shopping trolley)まで見られました。酷いものだと思います。鳥達はこのせいで警戒していたのかも知れません。
 
 
いつものように、カモメも沢山。
 
Sea_gulls_flying
 
餌がなかなか無いのか、この日我が家の庭でもかなりの低飛行をしているのが見られました。
 
 
そしてこんな鳥も。
 
Juvenile_swan
 
子供の白鳥です(ヒナであればスィグネット cygnet と呼びます)。この湖ではいつも2羽のハクチョウが見られるのですが、子を見たのは初めて。夏の間隠していたのでしょうか?
 
 
カモメ達、餌は欲しいのに近寄れず、後ろから見つめるばかり。
 
Sea_gulls_keeping_distance
 
 
いつも気になっている飛べなくなった2羽のガン達も見られ、一安心でした。
 
 

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2009年1月10日 (土)

もう、切ってやるー!

今までで、編んだ物にうんざりして引きちぎって捨てた経験は、一度だと思います。モヘアのマフラーでしたが、1つ1つの目が見えず、どこを編んでいるかも分からなくなり、頭にきて捨てました。ただで貰った糸だったので時間以外無駄になった物は無いのですが。冷蔵庫で冷やしてから使うと毛が落ち着いて編み易くなるというのを後で知りました。
 
以前から作っていたフラワーガーデンバッグ。毎日眺めては、何とかしなければと思っていたのですが、遂に何とかしました。
 
問題は、大きさ。ゲージ(大きさ調節の為に始めの試し編み)も編んだのに、予定よりも大きくて、これでは出来上がっても絶対に使わないだろうなあ…と思っていたのでした。避けては通れない道とは知りつつ毎日延期していたのですが…。
 
 
遂に、切る事にしました。
 
 
通常編み物は右下から始まり、右から左、左から右と、上に編んでいきます。繋がっているので一部だけ糸を切っても引いていけば解れるようになっています。なのでそういう物を縦に切ってしまえばもう修復の余地も無いくらい、絶望的shockです。
 
しかしこの「編んだ物を切る」、スティーク(steek)と呼ばれるテクニークが存在します。
 
 
Knit_in_the_round服を編む場合、前、後ろ、袖など別々に編み、後で縫い付けるのが一般的です。
 
これに対して、フェアアイル(横続きの多色模様)で有名なノルウェーのセーターは、複数の針で輪を作るようにして前後ろ続けて編むのが伝統的。肩まで編み終わった後袖を付ける部分を切って(スティークして)穴を開け、別に編んだ袖をはめて縫い付けるというものです。
 
 
今回のバッグ、このテクニークを使って小さくしようと決心した、という訳です。
 
数年前妹の子、ゆうきくん用のセーターを編んだら頭が入らず返品され、初めてスティークに挑戦。インターネットのお陰で無事カーディガンに変える事ができました。その経験あって怖くは無いと思いつつも…、やっぱり怖いです。
 
 
まず切る両側を縫います。
 
Sewing
手縫いは駄目なので、やっぱりミシンで。
 
念には念を入れて、4回も縫いました。
 
 
いざ、切ります。
 
Cutting
 
 
そして…。
 
Steeked
切り終わったところ。ちゃんと繋がっています。フゥ…coldsweats01
 
 
また端をとじて…
 
Front_after_steeking
出来上がり。底の横幅47cmになりました。
 
 
下はスティーク前の写真。
 
Knitting_004
あぁ、やっぱり切って良かった。
 
 
この際なので、前から気になっていた左端も修正。花の付け方が悪くてボコッと膨らんでしまって、頭にきていたのよねぇ…。
 
 
切り取られた部分。
 
Piece_cut_off
表裏5目ずつ。
 
気が付いてみれば、元のパターンの目数のまま編んでいたらちょうど良い幅に出来上がっていたのでした。何だったのかしら。
 
このスティーク、怖い怖いと言いながら実は結構楽しかったりも。一度スティークをすると二度と平らには編まないという人もいるほど、というのも分かります。実際この方法を使えば模様に問題が生じない限りサイズ調整が自在になるので、それだけでも気が楽になります。
 
 
残る問題は中に付ける裏地。前に作ってしまったお陰で、また糸解いて縫い直し。でもまあ最終的に使う気になるならこの苦労の価値もあるかしら。
 
 

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リンゴと葬儀屋

前記事「風邪の治療」の補足です。
 
 
1. リンゴ
 
イギリスで販売されているリンゴは、日本の物と比べかなり小さく、直径6cm~8cm、重さ90g~120g程。
 
Apple_size Apple_weight_2
 
 
丸かじりをして食べるので、ことわざ
 
'An apple a day keeps the doctor away'
「1日リンゴ1個で医者要らず」
 
と言う事が可能になります。確か私が中学の時、教科書に載っていた覚えがあります。
 
 
2. 葬儀屋
 
(an) undertaker、もしくは(a) funeral director。
 
Funeralは葬式の意味。Funeral directorとした方がかたく荘厳に聞こえる為、葬儀屋自身がfuneral directorと呼び、一般人の会話の中ではundertakerが使われる事が多いでしょう。
 
 

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2009年1月 8日 (木)

風邪の治療

私の風邪は、また寒くなってくれたせいか、5日をピークにほぼ治りました。
 
今ではあっけなく言えるものの、当日は頭痛が酷くて頭がパカっとひび割れるかと思った位、今回のは辛かったですbearing。フィリックスも私に近寄らなくなり、旦那によれば
 
'He can smell death'
「死の匂いがするんだ」
 
とか。珍しくリンゴを食べたくなり旦那のを1個貰い
 
'An apple a day keeps the doctor away'
「1日1個のリンゴで医者要らず」(ことわざ)
 
と言うと、
 
'It's too late for that.  The undertaker's, more like'
「もう遅い。葬儀屋の方でしょ」
 
と、つれない返事。なんだか随分「死」じみていて不安ですが、誰が風邪うつしたと思ってるのかしら。
 
 
私あまり風邪はひかない方ですが、こう直ぐに治ったのも数年前に発見した早く治るコツ(そんな大した事でも無いけど)のお陰。それは、
 
 
日本から持ってきた、マスクを付けて寝る!
 
 
イギリスでマスクを付けていると言ったら強盗か日本人駐在員。近年は日本に行った経験のある人も多く、白いマスクを付けて地下鉄に乗っている日本人を何とも思わない人も増えていますが、顔を隠していれば日本より犯罪意識のある西洋人に怪しく映るのは当然。菌を撒き散らさないというのは分かるけど、私自身実際昼間マスクを付けても呼吸し易くなったと感じた覚えはありません。
 
が、夜付けて寝ると(何度も洗濯した物ですが)、かなり楽で治りも早くなるよう。最悪から2日で立ち直ったのって、自己最速記録かも。
 
 
 
それとも、フィリックスの祈願のお陰かしら。
 
Sitting_next_to_face_mask
 
 
 
でもやっぱり死の匂い…?
 
Sniffing_face_mask
 
 
 
あんまり写真撮ってたら怒ったみたい。
 
Angry_felix
 
 
 
あ、違った。眠いだけみたい。
 
Sleepy_felix
目も開けていられないみたいです。
 
 
彼普段中々カメラの方見てくれないので、この日は大成功。今ホカホカで動きたくないので、首で合図。
 
Camera_shy
ほっといてって。細目開けて見張ってます。
 
 
久々に入った温泉風呂も効いたかしら。以前妹夫婦から貰った薬用温泉の粉。いつもシャワーだけなのですが、時間のある時は好評で旦那が主に使っています。
 
色々種類が。
 
Hot_spring_bath_salts
 
私はこういう時最も数の多く残っているのから使いたい人なので、この日は「富士箱根の湯」。と、気が付けばこの湯は4つも残ってる。随分前に見た時も確か4つ残ってた。それに比べ「和倉の湯」は最後の1つ。そういえば、この前これ使って旦那が入った時気味が悪いほどブルー色で、それを言ったら彼は
 
'I know.  I've been tricked'
「そう。騙された」
 
とか言ってたっけ。あの人多少の色覚異常で、「和倉の湯」毎回緑だと思って開けて、その度ブルーで驚いてたらしい。もう何回騙されてたのかしら。
 
お陰で私は3日連続「富士箱根の湯」。
 
Hot_spring_at_home
 
 
日本の露天風呂ほどでは無いですが、鳥の歌声のラジオをつけ、霧のかかった空を見ながら温泉の匂いを嗅いでいると、幸せだなぁ…と思います。
 
Foggy
庭の雪も、今日やっと溶けました。
  
 
ちなみに旦那の風邪はピークは越えたものの、完治に時間がかかっています。私をあざ笑った罰だと(私は)確信しています。
 
 

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みんな元気で

例年より寒い今月、動物達も餌探し大変そうです。7日連続の零下気温で、RSPBなどの自然保護団体は10年ぶりに鳥達を怖がらせないようにと呼びかけています。公園などでは子供や犬に追いかけられ、せっかく得たエネルギーを消費し死んでしまう事もまれではありません。この天気があと7日続けばカモやガンの銃猟も2週間中断になるそう。前回の中断は10年前という事で、今年はかなり厳しいのでしょう。
 
ただでさえ日も短く食べ物を得る時間も少ない時期ですが、鳥達が凍った地面から餌を得るのは殆ど不可能になっていて、普段中々見られない鳥達も家庭の庭にやって来ているとか。一方で外で飼われる事も多いペットのウサギやモルモット(ギニピッグ guinea pig)が凍死するなど、RSPCAも忙しいようです。
 
 
我が家でも、今週は寒いのに訪れるリス達の数が減り、心配です。5日に見たのは2匹だけ。
 
Squirrel_in_snow
 
 
Guarding_the_box
 
 
みんな元気でいてくれるといいのですが。
 
 
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こちらはおまけの動物写真。
 
ロシアから3000キロも旅してきたコハクチョウ、イギリスに着いてみれば氷だらけ。
 
Swans_from_russia
写真: James Lees from WWT Slimbridge 
 
 
人の投げた餌を奪い合うカモメ達も、氷の上で滑っています。
 
Slipping_sea_gulls
写真: PA
 
 

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イギリスは新しい南極?

寒いです…。まさにシンシンと骨まで染み入るような寒さです。
 
日曜から気温が更に下がり、この数日我が家の辺りでさえ昼間の最高気温が-2℃!火曜日(6日)にはオックスフォードなどで夜-12℃近く、ロンドンでも-6℃まで下がり、イングランドでは6年ぶりの寒さ。新年ここまで寒いのは10年来で、アイスランドよりも寒いとか。
 
ロンドンではよく知られるトラファルガースクエアの噴水もカチンカチン。
 
Trafalgar_fountain
 写真: PA
 
 
一方我がエセックス州では、周りの注意を無視して凍った湖の中央まで子供を連れて歩いた家族も(この両親の行動にはやはり激怒している人が多いですが)。この後氷が割れ幸い死亡者は無いものの、数家族が助けを必要としたそう。
 
Frozen_lake
写真: KI PRICE
 
 
グリーンランドと同じ気温、南極よりも寒いらしく(南極は夏ですが)、海が凍ってしまった地域も。
 
Sea_frozen_in_dorset
写真: PA
 
 
Snow_on_decking通常寒いのは北のスコットランドですが、今回は逆転してイングランド南部。5日の朝は我が家の辺りも真っ白でした。
 
新学期始めのこの日、休みになった学校も多かったようです。  
 
 
 
  
朝7時半頃の我が家の外。向かいの公園を通って駅に向かう人達、何人通ったか数えられるほど。
 
Snow_at_front
 
 
裏庭も真っ白です。
 
Snow_in_garden
バードテーブルとか、何となく日本風でいい感じかも。
 
朝せっかく割ったバードバス(bird bath)も、午後にはまた凍る始末。こんなに寒いのは滅多に無く、自分でも-10℃近くの気温を体験するとは思いませんでした。ちなみにイングランドの過去最低気温は1982年1月の-26.1℃だそうです。
 
 
昼間にはまた雪が激しくなり…
 
Still_snowing
 
お年寄りや動物達、生き延びてくれるか心配です。
  
 
毎年この時期多くのお年寄りが亡くなりますが、先年でも2万3千人以上、1日281人。この気温では、家の中で暖房の温度設定を最高値30℃にしても寒いです。7日以上零下の日が続き週£25の手当が支給されてはいるものの、不況やセントラルヒーティング(集中暖房)に使うガスの値上がりで暖房を入れたがらない年金受給者も多く、体の弱い人々には本当に厳しい冬だと思います。
 
そしてそんな中で起こった、ウクライナのガス代未払い問題。ロシアからのガスの多くはウクライナを通じてEU諸国に供給されていますが、1日からのこの問題でロシアは供給量を80%カット。ギリシャやブルガリアなどバルカン諸国では既にロシアからのガスは完全に止まり、フランス、ドイツなどEU圏他国への供給も70~90%の減少という事です。イギリスは主に北海からガスを得ており、ロシアからのガスは2%以下。とはいえガス料金の上昇は間違いなく、新年早々のこの寒い時期にありがたくないニュースです。
 
 
週末に近付くにつれ気温も0℃以上に上がってくるそうです。最悪は越えたようですが、まだまだ冬が続きます。
 
 

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2009年1月 4日 (日)

イギリスの年越し

12月31日は、ニューイヤーズイブ(New Year's Eve)。平常日ですが、クリスマスイブ程では無いにしろ店も早めに閉まります。大晦日の夜は、新年を祝おうとレストラン、パブ共に込み入る日。人によりパブで飲み明かしたり、ロンドンに出て花火を見たり。
 
以前友達に誘われ、私も大晦日の夜ロンドンに行った事がありましたが、もう二度と行くかと思いながら帰って来たのを覚えています。地下鉄は夜中走り、無料。通りは昼間のように込み入りビールのボトルが散らばり、(喧嘩して)血を流している人もあちらこちらに。真夜中の帰りも通勤電車のように立ちっぱなしで、もう沢山だと思いました。
 
毎年昼間のテレビでは先立って新年を迎えるオーストラリアの盛大な花火が見せられますが、イギリスでも数年前からは年最大の花火大会になりました。今年はボリス(ボリス・ジョンソン Boris Johnson)がロンドン市長になって初の年越しで、150万ポンド以上の税金を費やしての(無料!)花火打ち上げ。祝っている人は12時前にカウントダウン、そして年明けにキスをしたり。今年は0℃以下の気温の中、70万人近くがロンドンで花火を見たそう。
 
こんな感じ。 
 

 
 
11月のガイフォークスのお祝いのように、個人でも花火の打ち上げをする人もいて、12時前には寝させてもらえない日です。
 
こんな中で、2008年最後には時刻調整をしていた人も。地球の回転が徐々にゆっくりになっている為に原子時計と天文時刻の間に乱れが生じ、時々調整が必要になるそうです。お陰で去年最後の1分は1秒長く、世界中で調整がされたという事です。
 
 
 
一方スコットランドでは、ホグマネィ(Hogmanay)と呼ばれる、数日間続く祝祭が正式に始まります。首都エディンバラでは12時を過ぎるとエディンバラ城から花火が上げられ、中々感動的です。
 
 

 
 
このホグマネィ、スコットランドの中でも地域により異なった祝いの風習があり、火玉を振り回す所もあれば多量のアルコールを飲み踊り明かす所も。エディンバラではストリートパーティー(チケット£10!)の他、様々なイベントが催されます。スコットランドだけに毎年天気が心配されキャンセルになる年もありますが、今年は天候よりも不況でイベントチケットも売り残ったとか。ロンドンだけでなくエディンバラも、ヨーロッパなど海外から来る人が例年以上に多かったそうです。
 
そして毎年楽しみなのは、12時を過ぎると同時に歌われるAuld Lang Syne(オールドラングサイン)。スコットランドの民謡に詩を付けたもので、タイトルを英語にすればOld Long Sinceから「昔々」の意味。日本では別の歌詞が付き「蛍の光」としてお馴染みの曲です。オールドラングサインは現在では多くの英語圏の国で新年を迎えると同時に歌われている、スコットランド最大の輸出物の一つ。スコットランドでは機会のある度に演奏され、8月のエディンバラミリタリータトゥー(military tattoo 軍楽隊のパイプとドラムのショー)でも聞かれます。
 
下は数日前、新年を迎えたばかりのエディンバラの様子です。今年は詩人ロバート・バーンズの誕生250年記念という事で、カラオケビデオが作られ大スクリーンに映されたそうです(下記ビデオはじめ部分)。
 
 

 
 
詩(歌詞)はスコットランドの一部で話されているゲルマン系、いわゆるスコットランド語の為、よく知られた歌にもかかわらずスコットランド人で無くしてコーラス以外の歌詞を知っている人は実はまれ。大抵この歌を歌っているという事は外で酔っているという事で、多くの人はコーラスをわめいているだけ…という感じです。
 
ちなみにこの歌、隣の人と腕を交差して手を繋ぐのが習わしになっています。
 
もっとしっかり歌を聴きたい人はこちらのビデオ。少しアレンジされてしまっていますが。
 
 

 
 
歌詞は、古き親しい友と昔を顧み共に飲もう、というのが趣旨。興味のある人はこちらWikiには原詩と英語訳が載っています。ウィキ日本語ページには日本語訳も。
 
 
 
年明け後
 
翌日元旦(ニューイヤーズデー)はクリスマス休暇最後の休日で、閉まっている店も多く静かです。ロンドンでは今年過去最大の新年パレードがあったそうで、一応運行している地下鉄で50万人以上が見物したという事です。花火同様世界中で報道されたらしいですが、ロンドンの宣伝の為にやっているなら、なぜわざわざアメリカからチアリーダーを1000人も招いたのかしら(やっぱりロンドンには建築物以外売り物は無いのねぇ…)。間接的にもロンドンを支えている一般人としては、今年はもう少しボリスに無駄使いを減らして欲しいです。
 
新年2日からは多くの店・企業が平常営業に戻ります。我が家の旦那も月曜から仕事です。ちょうど風邪も治ってきたようで、休暇と言うより病気休みでした(私の風邪はまだまだこれからですが)。
 
 

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2009年1月 2日 (金)

フィリックスへのプレゼント

このクリスマス、フィリックスも楽しみました。
 
歳のせいと言うよりは恐らく幼い頃の環境のお陰で、残念ながら彼、滅多に遊ぶ事はありません。ただプラスチックの包装紙や紐には興奮します。
 
 
旦那にプレゼントを渡す時も…。
 
Resisting
何とか耐えようとしているみたい…
 
 
そしてリボンを奪ってからは…
 
Angry_felix
怒ってます。
 
 
プラスチック・ビニールの物は食べたがるので、リボンで遊ぶのは人間の監視下のみ。私達とは遊んでくれませんが、稀にこういうフィリックスを見ると一応猫なんだなあと思います。
 
 
Felix_playing
 
 
 
彼へのクリスマスプレゼントは、ミルクです。
 
Whiskas_milk
 
 
いつも食べ物には疑わしいフィリックスもこれは大好き。いつも喜んで飲んでくれます。
 
 
Felix_drinking_milk
 
 
 
人間が夕食に食べたチキンの残りも、フィリックスとキツネには数日分。
 
Christmas_dinner_for_animals
 

それでもキツネにはゴミを荒らされてしまいましたweep…。翌日の朝、ゴミ袋の近くに骨だけになったチキンが転がっていました。袋も2重にしておいたのに、やっぱりチキンの匂いこたえられなかったみたい。
 
 
cat 多くの猫は牛のミルクに入っているラクトース(乳糖)を消化できず、下痢などを起こしてしまいます。ミルクをあげる時には、ラクトースの少ない猫用ミルクを与えて下さいね。また、猫にミルクだけ与えていれば良いというのは全くの迷信です。ミルクは食事代わりにもならなければ水代わりにもなりません。ミルクは毎日ではなくご褒美として時々、水は必ず毎日与えて下さいね。
 
 

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2009年1月 1日 (木)

ヤバい経済学

プレゼントにもらった本の一つ、Freakonomics。日本語版も出ています。
 
 

ヤバい経済学 [増補改訂版] Book ヤバい経済学 [増補改訂版]

著者:スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
元はアメリカの新聞ニューヨークタイムズでの連載記事で、多くの国でベストセラーになった本。経済学と言うよりも、社会とその中で起こる物事の原因・理由を説明した社会学的な本と言った方が近いと思います。説得力の必要性でデータも多く使われていますが、物事を観察しなぜそうなるのかを問う事ができれば、書いてあるのは当然の事ばかり。「ヤバい」事は何もありません。ただこれ程人気があるからには物事を見きわめ分析する、というのは多くの人にとって容易では無いという事なのでしょう。説明も分かりやすく、とても読み易い本だと思います。
 
トピックの例として麻薬ディーラーはなぜ母親と暮らしているか、名前により個人の将来が変わるか、など。人によりこの本で得られる事は異なると思いますが、この2つへの答えが分からない人には冷静な物事の見方だけでも教えてくれる本だと思います。アメリカ事情の書かれた本なので日本人にはパッとしない部分もあるかと思いますが、自身の価値観で外国を見てしまい本当の姿を捉えるという事の苦手な日本人には、多少目を開かせてくれる本なのではと思います。
 
 

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我が家のクリスマス

クリスマス、家族と過ごすのが一般的とされていますが、我が家のクリスマスは訪ねる人も無く、長い連休です。私の家族は日本、旦那の家族とは縁が無く、彼の家族は結婚後11年経った今も彼が結婚した事すら知りません。旦那の仕事先の関係で今年は11日連休です。
 
我が家ではクリスマスプレゼントは渡す事にしていて、数週間前に予算を決めます(と言うより旦那がいくらにしようかと聞いてきて、多くの場合私は既に買ってしまっているのですが)。予算無しでは私が£100程使い旦那は£10位という事になりかねない、というのが彼の恐れのようです(それでも私は良いのに)。この数年毎年£50で、インフレーションはどうなるの?と言った結果今年の予算は£55~£60に決定。とは言うものの、私の予算の解釈は保険を含んでいるので、まあ£65位の買い物すれば良いかしら、くらいに思っています(適当だなぁcoldsweats01)。
 
通常何ヶ月も前から計画を立て、自分でも満足なプレゼントを用意していたのですが、今年は日が過ぎてしまい何とか準備できたのはクリスマスの1週間ほど前。それ程良いと思う物も思い浮かばず、殆ど返品になるんじゃないの?と思うくらい。
 
クリスマスツリーは出さないので、リビングルームの隅にそれぞれ積み上げて置き、触るの厳禁。それからは毎日
 
旦那「1個でいいから開けようよ~!」とか
 
クリスマスイブの夜には
 
旦那「12時過ぎた~!1個でいいから開けようよ~!」
私「だめ、1回寝て起きてから。」
 
という感じ。子供のいる家庭とあまり変わらない会話の気がしますcoldsweats01…。
 
翌朝クリスマスデーも目が覚めると直ぐ
 
旦那「プレゼントやろう!」
私「朝ごはん食べてから。」
 
そしてやっとプレゼントの時間。
 
Presents_for_dave Presents_for_me
今年の彼宛のプレゼントは6個、私のは5個。
 
Ped_eggいつもamazonのウィッシュリストを基本にお互いプレゼントを考えるのですが、私のリスト、メインのものだけで現在22ページ、532件。カテゴリー別に更に16のリストと、私でさえ見るのもうんざりする程。それでも毎年自分でも色々考えてくれて、今年貰ったのも気に入った物ばかり。CDDVDセットの他、野鳥の歌声のCD付き本(半分自分用らしいですがsmile)など、とても役立つ物も。持っていて悪くないと思うFreakonomicsという本も(この本については別の記事で)。
 
役立つといえば、ショッピングチャンネルで見て気になっていたPed Egg!チーズなどをおろすグレーターが小さくなったようにしか見えないですが、珍しく宣伝どおり(足の)硬い皮しっかり削ってくれるhappy01!とっても感激でした。
 
 
ご存知のとおり、最近スティーマーで料理する事が多いのですが、スティーマー用レシピの本も買ってくれました。自分でも将来使う自信は全く無いですが、amazonのウィッシュリストに入れておいたのは何よりも餃子のレシピがあったから。
 
Gyoza_recipe
作りたいというよりは、本棚に飾っておきたいだけの本のような気がします…。
 
 
私からのプレゼントはと言うと…。
 
80年代のCDセットあるシンガーのDVDドラマのDVDなど、自信の無い物ばかり。でも返品になるだろうと思っていたロンドン地下鉄の本も気に入ってくれ、この日から早速読み始めました。
 
失敗だったのはももう一冊の本。見た途端、
 
「これ、持ってる。」
 
しかも、私が買ったらしい。言われて見れば確かに私の買いそうな物のような…。本当に持っているもう一冊を見せてくれて、がっかりでした。
 
以前見て好きと言っていたウァレット(wallet 男性用財布: 女性用はパース purse)も、実物を見て嫌になり、これも失敗。
 
我が家では嫌なプレゼントはお互いはっきり言う事にしているので、とても楽です。今年のプレゼント、やはり保険分余計に用意しておいて良かったsmile。自信が無かった割には彼喜んでくれて、成功でした。
 
 
例年クリスマスになるとなぜか掃除機をかける私ですが、今年は休み。宗教的理由から地元の法でクリスマスにしてはいけない事が決められているらしく、掃除をするというのもそれに含まれている気も…。ただ近年は、書いたようにショッピング・DIYなど、家族喧嘩以外のオプションも出てきています(出席の少ない教会は毎年ハッピーではありませんが)。ちなみに前の記事で紹介したクリスマスプディングやミンスパイも、過去の法のお陰でクリスマスデーに食べるのは実は違法です(きっかけは有名なオリバー・クロムウェル。ピューリタンの思想から、これらは暴食と考えました)。勿論この日は何万人もの人が違法行為を行う訳で、現在は全く施行されていません。
 
 
午後には、いつもの公園へ散歩に行きました。ロンドンに住んでいた時は周りに外国人が多く、クリスマス時期とても静かで人もあまり見かけませんでした。白人イギリス人大半のこの町、公園ではプレゼントに貰ったバイク(自転車: £100位!)や玩具で遊ぶ子供、退屈で出てきた夫婦などで比較的賑わっていました。
 
 
昼寝の後、夕食は久々にチキン。
 
Chicken
 
オーブンで1時間40分。途中数回出して流れ出た油をかけるのですが、なぜか料理が出来るようになった気分になれるのでいつもわくわくしますhappy01
 
Christmas_dinner  
 
4~5人分というだけに大きいです。お陰でフィリックスや外のキツネにも十分行き渡りました。
 
 
クリスマス前10日間程でしょうか、寒さも和らいで最高気温10~11℃の日が続いていました。クリスマスイブくらいからまた最低気温-2~-3℃まで冷え、休みに入ると同時に旦那は風邪で倒れました。
 
そんな中、知り合いとの飲み会で29日はロンドンへ。クリスマス後のセール、人ごみは嫌で我が家の2人は一度もこの時期ロンドンには行った事がありませんでした。ロンドンは通過しただけだったのですが、地下鉄も電車もショッピングを抱えた人々で大賑わい。不況だと言ってもこういう口実があれば、お金使うものなんだなあ…、と感心です。飲み会で会った人もクリスマスデー、家族がいながら自分の部屋でショッピングという人もいて、クリスマスも変わってきた事を実感しました。
 
翌日私はスーパーでクリスマスプディングの安売り探し。クラッカーは売り切れで残念でしたが、プディングは鳥たちにも分けてやろうと思っています(ブランデー入りで、酔っても飛べるのかしら?)。
 
Christmas_card25日、旦那宛のクリスマスカードは届いていましたが(ハンドデリバリーsmile)、私宛のは準備中でした。今日やっと貰いましたが、何となく見たことのある気がしないでも…。今年2009年のクリスマスカードは今年中に貰えるかしら。
 
 
この数日、私も遂に風邪気味です。休みのはずが、それ程休まらなかったクリスマスでした。
 
 

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