イギリスは新しい南極?
寒いです…。まさにシンシンと骨まで染み入るような寒さです。
日曜から気温が更に下がり、この数日我が家の辺りでさえ昼間の最高気温が-2℃!火曜日(6日)にはオックスフォードなどで夜-12℃近く、ロンドンでも-6℃まで下がり、イングランドでは6年ぶりの寒さ。新年ここまで寒いのは10年来で、アイスランドよりも寒いとか。
ロンドンではよく知られるトラファルガースクエアの噴水もカチンカチン。

写真: PA
一方我がエセックス州では、周りの注意を無視して凍った湖の中央まで子供を連れて歩いた家族も(この両親の行動にはやはり激怒している人が多いですが)。この後氷が割れ幸い死亡者は無いものの、数家族が助けを必要としたそう。

写真: KI PRICE
グリーンランドと同じ気温、南極よりも寒いらしく(南極は夏ですが)、海が凍ってしまった地域も。

写真: PA
通常寒いのは北のスコットランドですが、今回は逆転してイングランド南部。5日の朝は我が家の辺りも真っ白でした。
新学期始めのこの日、休みになった学校も多かったようです。
朝7時半頃の我が家の外。向かいの公園を通って駅に向かう人達、何人通ったか数えられるほど。

裏庭も真っ白です。

バードテーブルとか、何となく日本風でいい感じかも。
朝せっかく割ったバードバス(bird bath)も、午後にはまた凍る始末。こんなに寒いのは滅多に無く、自分でも-10℃近くの気温を体験するとは思いませんでした。ちなみにイングランドの過去最低気温は1982年1月の-26.1℃だそうです。
昼間にはまた雪が激しくなり…

お年寄りや動物達、生き延びてくれるか心配です。
毎年この時期多くのお年寄りが亡くなりますが、先年でも2万3千人以上、1日281人。この気温では、家の中で暖房の温度設定を最高値30℃にしても寒いです。7日以上零下の日が続き週£25の手当が支給されてはいるものの、不況やセントラルヒーティング(集中暖房)に使うガスの値上がりで暖房を入れたがらない年金受給者も多く、体の弱い人々には本当に厳しい冬だと思います。
そしてそんな中で起こった、ウクライナのガス代未払い問題。ロシアからのガスの多くはウクライナを通じてEU諸国に供給されていますが、1日からのこの問題でロシアは供給量を80%カット。ギリシャやブルガリアなどバルカン諸国では既にロシアからのガスは完全に止まり、フランス、ドイツなどEU圏他国への供給も70~90%の減少という事です。イギリスは主に北海からガスを得ており、ロシアからのガスは2%以下。とはいえガス料金の上昇は間違いなく、新年早々のこの寒い時期にありがたくないニュースです。
週末に近付くにつれ気温も0℃以上に上がってくるそうです。最悪は越えたようですが、まだまだ冬が続きます。
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