カテゴリー「16 野鳥」の17件の記事

2009年5月 7日 (木)

お父さん頑張ってます

1ヶ月前アオガラカップルが巣箱入居を決めて以来、毎日せっせとリンゴの木の葉を巣箱に持ち込み、ベッド作りをしていました。毛など柔らかく保温できるものも必要なので、手助けに脱脂綿をちぎって下げました。
 
 
Blue_tit_taking_cotton
「この庭って本当に便利。食べ物もあるし家もあるし、ベッドの材料まで全部揃ってる!」
 
 
Tit_taking_cotton
 
 
アオガラの性別判断は難しく、1羽だけが働いているように見えていたのですが、通常巣作りは夫婦共同です。
 
毎日本当に忙しくしていて、持って行く回数を考えると巣箱天井まで埋まっているのではと思うほど。繁殖期後、巣箱の掃除をするのが楽しみです。
 
 

クロウタドリは相変わらずテリトリー争いに忙しいです。
 
 
 
そしてベッド作りと同時に始めたのは、巣箱の破壊!双眼鏡で見ていると、入り口の周りをつつき出しました。
 
 
Vandalised_nest_box
 
 
この巣は頑丈で安全なんだと自己安心させる為と言う人もいれば、穴を自分で広げないと気が済まないんだという人も。取れた木屑をベッド素材にしたかっただけという気もしますが。
 
 
2週間後ベッド作りは終わったらしく、卵を産み始めたようです。
 
メスは毎朝1個産んだ後、敵に巣の場所を知られないようあまり寄り付きません。ヒナが皆同じ頃に生まれるよう、7~16個全てを産んだ後で同時に温め始めます。
 
日数を考えると、早ければ数日中に生まれる可能性もあり、楽しみです。
 
 
ムクドリなどは既に生まれている家族もいるようで、デッキングに置いた餌も最近はお持ち帰りが多いです。
 
 

(再生後右下HDをクリックすると高画質で見られます。)
 
 
口の数が増えたのはわかるのですが、近頃恐ろしいスピードで餌が減っていくので困っています。近々子連れで来るのが見られると思うのが唯一の救いです。
 
 

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2009年5月 3日 (日)

It's Baby Time!

4月~5月は雨が多いはずなのですが、今年はとても良い天気。気温も20℃まで上がったりと、例年より穏やかな日が続いています。お陰で公園でも3週間前には今年初のマラード(マガモ)の子が見られました。
 
 
Ducklings
 
 
マガモは早成性。母親の保護下に留まるものの、生まれた時から自分で餌を探し始めます。父親は一切子育てには関わりませんが、この家族は珍しく父親(であって欲しいオス)も一緒でした。天気も助けになり、7羽のヒナ大半が生き残れるかと期待していたのですが、1週間後には5羽、そして先週には4羽に減っていました。
 


 
 
 
その他の鳥達も巣作りを済ませ、座り始めています。
 
 
Coot_sitting_on_nest
クート(オオバン)
 
 
Grebe_sitting_on_nest
グレイトクレステットグリーブ(カンムリカイツブリ)
 
 
一方家の庭では…
 
 
Juvenile_woodpigeon
 
 
この春初の子はウッドピジン(モリバト)。巣は我が家の庭ではありませんが、数日前現れてから毎日来るようになりました。庭に来る鳥、皆甘やかされているので少し古くなると食べたがらないのですが、この子はきれいに食べてくれます。
 
まだ環境に慣れておらず警戒心も強く、度々頭を上げて辺りを見回します。
 
 
Cautious_juvenile
 
 
 
残念ながらこの時期、世界の仕組みの分からない若鳥が沢山死んでしまいます。窓ガラスというものが理解できないので、ガラスに写った空が本物と思ったり、家の中を通して向こうが見えれば通り抜けられると思ったり、あるいはクロウタドリなどは写った鳥がライバルと思い攻撃しに向かってきたり。ガラスに頭から猛スピードで当たり、骨を砕いて即死という事が多いようです。
 
運良く我が家ではこの2年で死に至るケースはありませんが、窓にぶつかって来た鳥は数多いです。ショックで茫然としていましたが、少し休んだ後何とか飛び立って行けました。
 
 
こういった事故は、窓にスティッカーを貼り空が続いていないのを見せる事で容易に回避出来ます。
 
我が家でも今年はしっかり準備しました。
 
 
Window_stickers
 
このスティッカーはUVライトの反射で鳥達には良く見えるとか。少しでも死傷が減ってくれると良いのですが。
 
 

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2009年4月21日 (火)

我が家の野鳥

イースターの4日連休後、2週間近く経とうとしています。残念ながら夫婦で今年2度目の風邪を引き、休んで終わってしまいましたが、届いたカメラで早速庭の写真を撮ってみました。
 
Niger_seedsまずはゴールドフィンチ(ゴシキヒワ)。アザミに似たナイガーの種には目が無く、一度食べ始めたら当分動きません。
 
 
 
 
 
春とあってカップルで食べに来ました。
 
 
Goldfinches_eating
 
 
やはりズームは厳しい…。
 
Goldfinch
 
 
こんなにきれいな鳥を見ると、田舎に住んでいるような気がしてきます。チャフィンチ(ズアオアトリ)も来ていました。
 
 
Chaffinch
 
 
 
小さい鳥はいつも押し出されてしまいます。
 
 
Dining_at_feeders_2
 
 
 
お陰でデッキングのフィーダーは順番待ちです。
 
この彼はグリーンフィンチ(カワラヒワ)。
 
 
Greenfinch_2
 
 
彼の後は近々親になるブルーティット(アオガラ)。
 
 
Blue_tit
 
 
 
落ちるナッツのかけらを拾いに来るのはお馴染みロビン(コマドリ)。フィーダーからぶら下がる事はできませんが、その分目ざとい鳥です。
 
  
Robin
 
 
Robin_picking_up_nuts
 
 
 
我が家、朝は特に混雑します。皆カーテンやドアの開く音を識別できるようになったらしく、昼間でもドアを開ける度集まって来るようになりました。
 
こちらはスターリン(ホシムクドリ)。最近はグループよりもペアで来る事が多くなりました。
 
  
Starling
 
 
 
一方ブラックバード(クロウタドリ)は、朝からテリトリー争いに忙しいです。
 
  
Blackbird_male
この日は雨降り。彼の頭の上にも滴が。
 
 
Blackbirds_on_garage
 
 
我が家のメス、2度巣作りを試みましたが、新米だけに中々うまく行かないようです。オスだけで争っても、子作りができなくては意味が無いと思うのですが。
 
 

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2009年3月27日 (金)

住宅建設

先日朝サマーハウスを見ると枯れた草が垂れ下がっていて、何かか起こっているのを察しました。観察していると、クロウタドリのメスが巣作りをしている事が分かりました。
 
我が家に来てくれた!という興奮と同時に、心配になりました。数日前から巣箱の上に止まったりしていたのでもしかするとと思ってはいましたが、案の定カラ用巣箱の上に巣作り。作った巣を固定できる所も無ければ、興味を示していたアオガラの入居も見込めなくなり、皆が損をする事になるようでした。
 
早朝から頑張っていたのでしょうが、残念ながら結局この巣は昼までには風に吹き飛ばされ、落ちてしまいました。
 
 
Blackbird_nest_making_attempt
 
 
しかしこれでどんな場所が好みなのか分かり、他の場所に巣作りし始めない事を願いつつ数日後巣箱を(再度!)移動する事に。もう何度移動したか知れず、サマーハウスは穴だらけです。
 
スズメ用コロニーとオープンボックス2つとを付け替えようと思いサマーハウスに近付くと、近くで鳥の羽の音が。クロウタドリが上に巣を作っていた巣箱からでした。良さそうな巣は子育ての前に休憩所として試しに使われたりするようですが、この誰かもかなり長い間中にいたよう。バタバタと音をさせ体を掻いたりしているようでした。
 
耳をそばだてているともがいているようにも聞こえてきて、もしかするとお馬鹿なムクドリが入って出られなくなったのかもという考えも浮かんできました。どうしようかと考えているうち、ひょっこり頭が出てきました。
 
アオガラの顔を見た時にはもう遅く、彼(女)も私を見て飛び去って行きました。距離は2.5m程。せっかく巣箱を設置したのに、逆に怖がらせてしまいました。
 
 
起こった事はどうしようもなく、巣箱移動は予定通り実行。
 
 
Open_nest_boxes
 
 
これ以上高くはできないのですが、私がクロウタドリだったらどちらも嫌。本当にこの移動意味無い気がします。
 
 
イエスズメのコロニーは苦労して木陰に付けられたのですが、基本的に場所が悪いし…。
 
 
Sparrow_box_camouflaged
よく隠れてるでしょ?
 
 
Sparrow_box
 
 
そして翌日。
 
クロウタドリ、今度はカップルで草集め!!行き先は我が家ではなく隣の家の木で、がっかり。やっぱり遅すぎたのね…。
 
クロウタドリは巣作り開始時期が早い鳥の一種。一繁殖期に年齢や経験により5回までヒナをかえしますが、同じ巣を使うのは前にそこで成功した場合。我が家の巣にチャンスが無くなった訳ではありません。特に今週は毎日暴風で気温も下がり、既に建築は見合わせになった様子。アオガラもあれから数日後には巣箱の中で13分も過ごすなど、考え直してくれたようです。
 
 
こう沢山巣箱を付けてはいますが、鳥もそれぞれ場所の他にも好みが異なります。アオガラのように比較的巣箱使用に積極的な鳥もいれば、クロウタドリのように巣箱はあまり好まないもの、イエスズメのように子育て中のツバメの巣を乗っ取るのもいれば、新築で無ければ嫌で人間が気を利かせて家具付き(ベッド用の綿など)にした巣箱は近寄らないのと、本当に様々。そんな好みのうるさい鳥達それぞれに合わせた巣箱が存在するのですが、最も面白いのはこれでしょう。
 
 
Marsh_tit_nest_box
写真: CJ Wildlife
 
 
新築を嫌がるハシブトガラやコガラ専用の巣箱。おがくずで塞いである入り口を鳥自身が壊す事により自分で建てたような気になれるというもの。人間で言えば、ペンキを塗って家を建てたような満足感を味わっているようなものでしょう。
 
 
価格低下により、近年はビデオカメラ付き巣箱を取り付ける家庭も増えてきました。我が家はまだそこまで行きませんが、数日後にはまた暖かくなる様子。まずは1つでも使ってもらいたいものです。
 
 

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2009年2月27日 (金)

変わったペット

以前公園にクジャクが訪れていた事を書きましたが、先日面白い話を聞きました。
 
 
Peahen
 
 
Peahen2
 
 
散歩中度々出会うお爺さんがいるのですが、彼によるとこのピーヘンは町内のある家庭でペットとして飼われているそうです。時々羽を伸ばしに公園に来ていて、餌をくれる公園隣接の家を別邸にしているとか。道理で人に懐いていると思ったら。
 
土地の広いアメリカでは飼っている人もいるようですが、比較的都会のこの町で飼われているのには驚きました。あのトランペットのような鳴き声、時々聞いただけでも耳に穴が開きそうなのに…。それにしても、本当に恵まれたピーヘンです。
 
 
 
変わったペットと言えば、先日はこんなニュースも。
 
 
Pet_fox_with_cuddly_toy_2
写真 © Mike Walker
 
 
ミス・スヌークス(Miss Snooks)は、6年前親に見捨てられた(らしい)所、オーナーの経営するペットショップに預けられたキツネ。当時生後10日ほどだったそうです。
 
ソファに座ってラジオを聴いた後は、蜂蜜がらめのチキン、キャットフードにコーヒーを少し飲むのが大好き。他のペット犬1匹と猫3匹ともうまくいっていて、野性に戻そうとの試みにも毎回キャットフラップ(猫用ドア)から帰って来てしまったという事です。
 
 
テレビを見ながらリラックス。
Pet_fox_relaxing
写真 © Mike Walker
 
 
RSPCAはキツネをペットにする事には反対しています。
 
 

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2009年2月24日 (火)

我が家の住宅団地

つい先日雪が降ったばかりですが、この数日気温も5~8℃と比較的温かいです。庭の鳥達も喜んでいるようで、パートナー探しに専念し始めました。庭に止まるよりも上空で相手を追いかけ通り過ぎる事の方が多く、食べ物どころではないといった様子です。
 
自然の食べ物が豊富で喜ばしい事ではあるのですが、デッキングに置いた大好物が午後になっても残っていると、たまには寄り付いて~!という気持ちになります。
 
 
Food_on_decking
寒い日食べ物やったのに、もう私達の事なんて…!
 
 
ペアを組んだ鳥は巣作りを考え始める頃で、バレンタインの直後にはNational Nest Box Week(全国巣箱の週)というイベントも。我が家にも引っ越してから溜め込んだ餌箱が沢山。暖かければ2月から3月に一度目のヒナを産む鳥もいるという事で、この数週末餌箱設置・移動をしていたのですが、やっと落ち着きました。
 
 
Summer_house_with_nest_boxes
 
引っ越して来た時からあったサマーハウス。暖かければ使えるのですが、真夏でも日陰は寒いくらいで、なぜこういう物を建てたのかは疑問です。(ちなみに右に見えるのは隣の家のウェンディーハウス。こちらは子供の遊び用の小さな「離れ」です。)
 
巣箱は北から東向きが望ましいようですが、サマーハウスはちょうど良く東向き。シジュウカラ(great tit)用の32mmの穴付き巣箱と、アオガラ(blue tit)やヒガラ(coal tit)用の25mmの箱は数週間前に設置しました。
 
 
Nest_boxes_for_tits
 
 
コロニーで暮らし子育ても同様のイエスズメ。3家族用テラストハウス(terraced house)は買うつもり無かったのですが、半額キャンペーンについ乗せられてしまいました。
 
 
Sparrow_nest_box
 
中は3部屋に仕切られそれぞれに穴が開いているので、3世帯隣同士で暮らせるようになっています。
 
イエスズメ、以前はありふれた鳥だったようですが、近年ガーデンデザインの流行がいわゆる「日本的」・ミニマリズム(物を最小限にしたシンプルさ)に移ると共に生垣のある庭が減り、それらを巣にしていたイエスズメも極限。過去30年で70%近く減少ロンドンではほぼ絶滅だそうです。
 
Garden_bush運良く我が家の庭には小さなかん木があり、イエスズメ10羽ほどが2軒隣の生垣との間を行ったり来たりするのが見られます。去年夏に庭の整理をした時旦那が切りたがっていたのですが、抗議の結果何とか生き残りました。
 
彼ずっと生垣は嫌だと言っていたのに、最近ビジネス雑誌でスズメの状況を知り、庭を作り直す際には「周り全部生垣にしよう!」と言うまでに。まったく、人の言う事全然信用してないんだからangry…。
 
 
サマーハウスに付けた5世帯用の巣箱、既にアオガラカップル+1羽が全てチェック。カップルの間で好みが異なるようですが、スズメに乗っ取られる可能性もあるし、一番小さいのにしておいたら?と思いながら見守っています。
 
 
 
そして、クロウタドリ。現在オス3羽がテリトリー争いに必死です。
 
 
Evergreen
 
 
Side_of_garage夏に切った常緑樹は十分に伸びておらず、お詫びに何とか変わりの場所を作れたらと思ったのですが…。何しろ他に巣箱を付けられるような木など無く、車庫の横になってしまいました。
 
 
 
 
 
Robin_and_blackbird_nests
 
右がクロウタドリ用で、左はコマドリ。
 
残念ながら、この2つは餌場に近くそれ程隠されても無く、使ってもらえる可能性は殆どありません…。せっかく血を流しながら取り付けたのですが。
 
 
クロウタドリの巣と言えば、我が家ではリンゴを食べる度庭に残りを放っています。クロウタドリの他にもリンゴを喜ぶ鳥や動物は多く、リスもその一種。まあ彼らの場合勿論ナッツの方が好ましいのですが。見ていると時々一匹常緑樹に登り、何かしているなぁと思っていたら…。
 
 
Old_blackbird_nest
 
リンゴを溜めていたのでした。数日後、風と重みでこの巣は落ちました。クロウタドリ、リス大嫌いです。
 
 
去年向かいの公園ゲート柱内を巣にしたアオガラがいましたが、ゴミやタバコを捨てる人もおり、理想からは程遠いなぁと思いながら見ていました。巣箱の方が暖かいし、今年は我が家にビューイングがあった事だけでも良いサイン。巣箱一つでも入居があれば上出来です。
 
 
 
最後は先日雪が降った後の鳥達の足跡。
 
 
Footprints_of_birds
 
カエデの葉みたいで、綺麗でしょ?
 
 
こちらはクロウタドリの足跡。いつもホップしている彼、どうやって足跡付けたのかしら。
 
Blackbird_footprints
 
 

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2009年2月 6日 (金)

雪の中の動物達

Squirrel_feeder_with_snow
 
先日の雪、我が家でも20cm程積もりました。
 
 
 
  
 
 
 
置いてあったボウルも消え、鳥達も埋もれています。
 
Blackbird_sinking
 
 
Blackbird_in_snow
 
 
 
Wood pigeon (モリバト)も一苦労。
 
Pigeon_walking
 
 
 
Starling (ムクドリ)達にとっても生まれて初めての大雪。沈む感触にびっくりです。
 
Starlings_in_snow
 
 
仲間は怖がり。レールの上から見守っています。
 
Starlings_waiting_2
「お前先行けよ。」「お前こそ先行けよ。」
 
 
いつもなら朝から来ているリス、この日は見かけませんでした。飛べないだけに、身長ほどもある雪の中通って来るのは大変。今日はお休みかしら、と思っていたら…。
 
Squirrel_in_snow
 
雪止まないと悟ったのか、午後になり現れました。
 
しかも3匹も。
 
Squirrels_in_snow
右上、左下に一匹ずつ
 
 
Squirrel_on_railing
 
 
数ヶ月観察していて、庭の動物は天気予報代わりになる事に気付きました。当然と言えば当然なのですが、鳥もリスも強風、雨、雪とも近々止む・和らぐ時にはそれまで現れません。逆にこの日のように一日中悪い天気が続く日は待たずに訪ねて来ます。風や気温の変動にとても敏感なのでしょうね。外出する時、役立っています。
 
 
この冬は例年以上の寒さにより、普段寄り付かない野鳥が庭に現れるという現象が起こっているという事です。そのせいなのか、1週間ほど前から我が家にも新しい鳥が来るようになりました。パイドワグテイル pied wagtail (ハクセキレイ)です。
 
Pied_wagtail
写真: www.wildliferanger.co.uk
 
公園や道路では見かけていたのですが、我が家の庭で見たのは初めて。今では毎日、餌を置いても真っ先に現れ、時にはパートナーも連れて来るように。名前の通り、いつも尾を上下に振っている、かわいい鳥です。
 
 

これからまた数日、雪も降ったり止んだりのようですが、そんな中鳥達は既に恋人探しに専念し始めました。バレンタインデー迄には殆どの鳥がパートナーを見つけているとか。見ていると確かにその様子。春も近付いてきたのかなと思います。
 
 
 
追加
 
雪の翌日の写真
 
Squirrel_eating_bird_food
 
 
時にはナッツ以外の食べ物もつまみ食い。食べているのは鳥用のフルーツ味脂肪ペレット。究極のファーストフードです。
 
 
Squirrel_eating_bird_food2
 
あのー、
 
…鳥にも少し、残しておいて欲しいな~、なんて…。
 
 

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2009年1月12日 (月)

春の気配

イギリスに長く住んでいると、久々に日が出ただけで、もう春が来たような気分になってしまいます。まだまだ寒いですが、庭に日が差してくると先日の厳しさが夢だったような気すらします。
 
我が家の鳥用の水やバードバスも、昨日は水をかけただけで氷が剥がれてくれました。
 
Water_bowl
 
Ice_from_bird_bath
数日前の氷は、まだ融けそうにありません…。
 
 
外の水道蛇口からも少しだけ水が出るようになりました。
 
Bird_bath_3
 
 
毎日鳥達が凍ったバスをつつき何とか水を得ようとしていたのを見ていたので、水の流れを見ると命をよみがえらせてくれるような気すらします。RSPBのアドバイスどおり、ピンポンボールでも入れておこうと思います(凍る時には凍るのですが…)。
 
 
残念ながら、この日公園に行くのにカメラを忘れてしまいました。思っていたよりも湖は凍っておらず、鳥達も元気そうです。(古い携帯での写真ですが、いつもと変わらないようですね…。)
 
Lots_of_geese
 
エネルギー消費を控えようとしているのか、氷の方が冷たくないのか、中々近付こうとしません。
 
昼間の平和とは一転して、夜の公園では、麻薬取引やジョイライディング(joy-riding)と呼ばれる盗車での暴走など、様々な問題が起こります。湖が凍る度色々な物が氷上に投げられており、救助用の浮き輪だけでなく、この日はDIY用の大きな木のブロックやスーパーで使われるメタルのカート(shopping trolley)まで見られました。酷いものだと思います。鳥達はこのせいで警戒していたのかも知れません。
 
 
いつものように、カモメも沢山。
 
Sea_gulls_flying
 
餌がなかなか無いのか、この日我が家の庭でもかなりの低飛行をしているのが見られました。
 
 
そしてこんな鳥も。
 
Juvenile_swan
 
子供の白鳥です(ヒナであればスィグネット cygnet と呼びます)。この湖ではいつも2羽のハクチョウが見られるのですが、子を見たのは初めて。夏の間隠していたのでしょうか?
 
 
カモメ達、餌は欲しいのに近寄れず、後ろから見つめるばかり。
 
Sea_gulls_keeping_distance
 
 
いつも気になっている飛べなくなった2羽のガン達も見られ、一安心でした。
 
 

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2008年12月19日 (金)

リスなんてどうでもいいの?!

イギリスにはRSPB (the Royal Society for the Protection of Birds) というチャリティー団体があります。名前どおり鳥たちの保護を目的とし、鳥に関しての教育・研究、保護地経営、環境保護のための政治的圧力をかけるなどの活動をしています。現在会員100万人以上、ヨーロッパ最大の野生動物チャリティーです。19世紀、毛の代わりとして女性ファッション、特に帽子の飾りにカンムリカイツブリ (Great Crested Grebe) の皮膚や羽根が使われた事への反対が発足に繋がったそうです。ちなみに日常一般人が傷ついた鳥を発見した時の保護はRSPBではなくRSPCA (the Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals) が行っています。
 
以前書いたかと思いますが、イギリスでは多くの人が庭に鳥用餌を置いていますが、大抵の家ではリスが食べてしまうという問題があります。お陰でリスは嫌われ者でもあります。事実大きさは違ってもリスはネズミ同様げっ歯類動物。ネズミが嫌いであればリスも嫌、というのは驚く事でも無いのですが。
 
Upside_down Light_feeder
 
 
しかし。
 
 
先日RSPBは、リスが鳥の餌を食べるのを防ぐ方法というのを発表しました。それは、鳥の餌にチリパウダーを混ぜるというもの。他にカレー粉、タバスコなどでもOKとか。リスは嫌がって手を付けなくなる一方で、鳥には影響が無いということ。
 
確かにチリもワサビも辛いと感じるのは人間の口内や脳での反応によるもので、動物により全く問題がないという事があってもおかしくないのでしょう。でも、
 
'doesn't seem to have any effect on birds at all'
「鳥には全く影響が無いようだ
 
…って、つまり影響の有無は不明!
 
我が家では時々残ったトルティーヤ(メキシコの薄いパンケーキのような物)を庭に投げるのですが、いつも大人気で1~2時間で無くなります。1週間ほど前今度はチリ味のを投げたのですが、これは未だに残っています。これからすると、少なくとも鳥にとっては好ましい訳ではないと思うのですが。
 
でもこれで何よりも思ったのは、RSPBは
 
 
鳥さえ良ければ動物はどうでもいいって言うのね?!
 
 
ということ。
 
確かにリス達の食べる量、訪れる鳥達全部を足しても比べ物になりません。我が家のピーナッツだって、13キロのバッグが7週間弱で無くなります(しかもピーナッツは高い!他複数社と比べかなり安いのですが、それでも21ポンド。→サイドバーで円に変換)。これでも少しずつやっていて、餌箱は一度入れたら4日程は空のまま、という位なのですが。
 
我が家の場合は自分達でおびき寄せたので文句は言えませんが、餌が無くなるだけでなくフィーダーも壊され(我が家の様に)、鳥好きな人はリスへの恨みもつのっていくのでしょう。'Outwitting Squirrels' 「リスを出し抜く法」という本も出ているし、チリ混合の鳥用餌もカナダでは既に販売されています。
 
でも他にもリス防止用に、様々な製品が出ています。フィーダーにはリス耐久度(リンクページ下)が大抵表示されているし、リスの重さで閉じる仕組みのものや、我が家にあるような小さな鳥用のケージも入手できます。それで無ければリスがポールを上って来るのを防ぐリスガードも(横から飛びつかれたら意味は無いですが)。
 
 
RSPBの方法では、人間同様哺乳類のリスはチリを辛いと感じて餌を食べなくなるという訳ですが、リスは食べてはじめてチリの事が分かります。そんな強引な事をしなくても他に方法あるでないの…と思います。野鳥のチャリティーというのは分かるけど、これで逆に鳥を寄せ付けない方法は?とか言い出したら脅迫手紙でも来そう。チャリティーも無ければ発言権も無いリスの代表として、他の動物のことも考えて欲しいrock!と言いたいです。
 
 

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2008年12月15日 (月)

働き者クロウタドリ

数週間前から、今年もblackbird(クロウタドリ)が歌い始めました。まだ時期ではないので、発声練習といったところでしょうか。それ程一生懸命ではありません。
 
名前のとおり黒い鳥…のはずですが、実際黒いのはオスだけです。オスのくちばしはとても明るい黄色、目の周りにも黄色のリングがあるのが特徴です。メスは茶色で、オスに比べ地味です。他に特徴といえば、クロウタドリより若干小さいstarling(ムクドリ)が歩くのに対してクロウタドリはホップする事や、木などにとまった時に尾を上げて体をV字型にする事など。とてもスマートな鳥です。
 
こういう感じです。我が家のビデオではありません。念のため。
 

ビデオはじめに写るのはスターリン(ムクドリ)です。
 
 
日本語名から分かるように、オスはとてもきれいな歌を歌います。自分のテリトリーである事の宣伝をして他のオスを寄せ付けないようにするのと、メスを引き付けるためです。
 
 
去年の冬、我が家の庭をテリトリー内に持っていた強力なオスがいました。近隣のオス達がそれなりに歌っていたのに比べ、彼は一日中休み無しに歌っていました。私達は大丈夫かなあ…と心配だったのですが、メスはそれを聞いて「あんなに大声で一日中歌っていられるなんて、彼にはスタミナがある」と好きになったらしく、とても仲良しのカップルでした。
 
2月・3月になると生殖期も本番化し、歌うだけでなくテリトリーの巡回もします。運悪く彼のテリトリーの境界線は我が家の前を通る道路の真ん中でした。隣のテリトリーのオスを睨みながら、線を引くようにして道路を何度も行ったり来たり。ただその日はいつまでも止まないので私達人間も心配していたのを覚えています。
 
8時過ぎ夫が仕事に行こうと家を出て、クロウタドリが死んでいるのを見つけました。隣の家の車にひかれてしまっていました。いつもなら飛んでいたはずが、テリトリー守りに忙しく逃げるのも忘れてしまったようです。毎日声を聞いていただけに親近感もあり残念でしたが、苦しまないで死んでくれたのにはほっとしました。
 
近隣の鳥ではと願ったのですが、結局それっきりいつもの歌声は聞こえず、毎日とても静かになりました。他の鳥・動物達にとっては絶好の機会と思い、まだ温かい死体は我が家の庭の隅に置きました。羽根は巣に敷けるし、肉も食べられます。思ったとおり、3日後には全て無くなっていました。
 
去年のクロウタドリが死んで、一番惜しいのは彼の歌が聞けなくなったこと。クロウタドリ達、声は似ていても歌は一羽一羽違います。人間の歌のようにそれぞれコーラスの部分があり、それに飾り付けをするように他のメロディーが付け足されます。
 
例えば下2つのビデオで分かるかと思います。
 

 

 
 
死んでしまった彼の歌はいわゆるクラッシック調で、聞いていてリラックスできる歌でした(ボリュームは大きめでしたが)。毎朝同じメロディーを聴いていて安堵感もありました。彼の死後2週間程して新たなオスが来ましたが、彼の歌はポップ系。しかもとてもハッピーな歌で、聞いていて時々疲れました。前の彼のように車のアラーム音の真似などの工夫も無く、残念でした。
 
オスが死んだ後メスは数日彼を呼んでいましたが、その内新しい彼を受け入れたようでした。前の彼はいつも彼女を近くで見守っていたのですが、今度の彼はあまり気使っていないようで、私はどうかなあと思っていたのですが。元々クロウタドリはメス中心で、例えばメスが隣のテリトリー内に巣を作り出した場合、オスはそのオーナーと戦って自分のテリトリーを広げるそうです。子育ても両方が参加と、オスは大変です(モダンと言った方が良いのでしょうか)。
 
その後彼女は娘を産みましたが、これが新旧どちらのオスの子なのかは不明です。クロウタドリ達は一生同じペアといいますが、取り合えず新たな相手が見つかって一安心。オスにすれば繁殖期という時期が良かったのかも知れません。
 
 
クロウタドリとrobin(コマドリ)はイギリスで多く見かけられる鳥の中で最も早起きです。春ほどではないですが、毎朝dawn chorus(ドーンコーラス・夜明けのさえずり)と呼ばれる現象があります。名前からすると日の出前のはずなのですが、実際に起こるのはそれよりもっと前、我が家の辺りでは朝2時頃始まり、3時半頃には終わります。クロウタドリとコマドリが始め、その後他の鳥達も歌い出します。きれいで良いのですが木が多いため何しろ音量が大きく、人間は寝ていれば済むものの、途中目が覚めてしまったら終わるまで寝付く事はまず不可能だと思います。(ちなみになぜこのさえずりがあるのかははっきりとは分かっていないそうです。「目が覚めたけれど暗くて食べ物探すには早すぎる、じゃあ取り合えず歌おう」という事ではないかと言われているらしいですが。)
 
その後、我が家に来るのも一番はクロウタドリ。冬の今でもまだ真っ暗の7時頃から、放っておいたりんごの残りを食べに来ます。そして夕方最後もクロウタドリ。他の鳥やリス達同様2時半ごろには引き上げますが、それから4時頃まで警告音を発したりと、本当に働き者です。
 
 
我が家で鳴き始めたクロウタドリ、去年引き継いだ彼かは分かりません。歌がポップ系なのでそうではないかという気はしますが。リンゴの木のお陰で我が家の庭は立地条件良好なのだろうと思います。既にオス3羽が狙っているようで、この冬・春も競争激しくなりそうです。
 
 

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